映画「彼とわたしの漂流日記」を観て♪♪♪

公開当初より観たかった映画「彼とわたしの漂流日記」を、ついに観ることができました!!
そして、とても驚きました。
おそらく面白いに違いない、と直感的に踏んではいたものの、その想像をはるかに超えて素晴らしい作品でした。

監督・脚本はイ・ヘジュン。
なんと、この作品が単独での監督デビューだそうです。
これまで、「主に脚本や共同監督を手掛け」てきたそうで、たとえば脚本と共同監督を務めた最近の作品では『ヨコヅナ・マドンナ』など。
この『ヨコヅナ・マドンナ』も、かなり気になっていて、いつかは観たいと思っていた作品の一つなのですが、その観たい気持ちがいっそう強まりました。

「自殺しようとして漢江(ハンガン)に飛び込み、中州の無人島に打ち上げられ、戻るに戻れなくなってしまった男」という設定だけで、もう「絶対に観たい!」と思ったのですが、その期待に違わぬ面白さ。
なおかつ、期待を超える予想外の展開の数々。
そして、思ってもみなかった結末。

ハラハラドキドキ、笑ったり泣いたり、ありとあらゆる角度から、ありとあらゆる方向に向けて心を揺さぶられる。
そう、まさか泣くつもりなんて全然なくて、どちらかというとコメディータッチだと思われたので、爆笑の予感を抱きつつ、観たのだったが。
そして、もちろん爆笑的要素はふんだんにちりばめられ、大満足だったのだが。
最後のシーン、どうしても、──映画館で観ていて泣くなんて、あんまりできないことなのですが、どうしても、涙がこぼれるのを抑えることができませんでした。

映像もなかなか斬新で、かつ美しかった。
ネタバレになりそうなので言えないですが、ほんと素晴らしいシーンの連続で。
一つだけ挙げるならば、やはり、彼女が長すぎる髪をなびかせてマンションの廊下を走り、階段を駆け降りてゆくシーンでしょうか。
そして、最後の最後のシーン……ああ、言いたい(笑)。
もちろん、彼が「希望」を実現した満面の笑顔、というのも、何しろあの出で立ちですから、本当にたまらんものがありました。

彼が、頭にちょっとした花飾りをつけていたりとか、あるいは、よく家の軒先とかにあるような(かな?)風車ふうの何ともいえない代物が、アヒルのおうちの“軒先”あたりに置いてあったりとか、そういう細部が、もう、観る者の心をわしづかみにしてやみません。

そもそも、ジャンル的に、好きなんです、「漂流もの」。
ジャンル的に好きなのは、ほかに「作家もの」「本に関連するもの」などがありますが(あと、もしかすると「刑務所もの」「脱獄もの」なども好きかもしれない。何か、自由を制限された状態ないしそこからの脱却、といった設定に興味・関心があるのかなあ?)、この「無人島に漂着して、人はいかにサバイバルするか?」的な内容、それだけで食指をそそられる。
今回の作品は、しかもその無人島が、文明社会がすぐそこに見える場所にあって、戻ろうと思えば戻れそうなのに、単純に、泳げないがゆえに戻れない、という、このもどかしさも加わって、悲喜劇度も満点。

彼や彼女がどういう人物なのかを描く描き方も、うまかったなあ。
説明っぽくなく、端的に、やや幻想的?な映像で見せる感じ。

とにかく、テンポよく進んでいくので、退屈を感じる瞬間がありませんでした。
無駄がなかった。
たぶん、観客にそう感じさせるためには、「無駄に見えるかもしれないが、監督としては、ここはどうしても残したい」というような、こだわりを感じる場面なども、数多くカットしなくてはならなかったのではないでしょうか(よう分からんですけど)。
冒頭からグーッと引き込まれて、あれよあれよと進んでいき、気づけば結末に。

もちろん俳優さんたち(主演はチョン・ジェヨンとチョン・リョウォン)の努力もすごいものがあったに違いない。
無人島で暮らすうち、最初は生っちろかったのが、胸の筋肉とかもついてきて、肌も浅黒くなってきて。
気弱なビジネスマンふうだった人が、たくましい“原始人”に変貌するさまは見事。
立ち読みしたパンフレットに「体当たりの演技」と書かれていましたが、本当にそうで、彼女のほうも、女優さんとしてはややリスクのある役どころですが(顔にアザがあったりして)、思い切りよく演じていて清々しかった。

人が生きるということの、悲しさ、滑稽さ、でも、だからこそ輝く美しさ。
それを見事に描ききった作品だと思います。
素晴らしかった。
ぜひ多くの方に観ていただきたいです。
本当に、こんな少ない上映館じゃなく、もっともっと、もっともっと大勢の方に観ていただきたい。
本当に素晴らしい映画でした。本当に。
絶対観たほうがいいですよ。絶対。

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ちなみに、予想していたことではありますが、観ている間に、もう我慢できないぐらい、ものすごくジャージャー麺が食べたくなりました。
それを見越して、軽く食事をした上で観たのに、途中で、恥ずかしいぐらい大きな音でおなかが鳴ってしまいました(汗)。
空腹状態で観ないよう、くれぐれもご注意ください。

あと、「ジャージャー麺の出前というものが、韓国では本当にどこにでも届けてくれるものであるらしい」という韓国文化の基礎知識が、作品を理解する上で役立ったかもです……♪

あ、あと、「シネマート六本木」という映画館で観たのですが、ここ、たぶん20年近く前に一度来て以来だった気がします。
大昔の話なので記憶が定かではないのですが、おそらく「獅子座」(古いフランス映画の。エリック・ロメール監督)を観たんじゃなかったかな。
あれも、けっこう面白い映画ではありました。
エリック・ロメール、懐かしいですね。
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theme : 韓国映画
genre : 映画

その映画…

うちも、気になってたんです><。
ブログ読んで、やっぱり
行きたくなりました(*´I`人)♪

あさみ。さんへ♪

こんにちは!
コメントありがとうございます。
とてもオススメなので、ぜひぜひご覧ください♪
京都では、T・ジョイ京都という所で7月31日から上映するようです。
(↑内心の「え~! あさみ。さんからコメント~!? わー!!」という興奮を抑えつつ……)
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※このブログは、2005年12月からhttp://choi-happy.jugem.jp/にて書いてきたものを、2009年4月初旬にこちらへ移植したものです。そのため、以前の記事は行間が広すぎるなど、見苦しい点もありますが、何とぞご了承ください。

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プロフィール

ちょいハピ

Author:ちょいハピ
【2010年12月30日更新】

久々にプロフィールを更新してみます。

ツイッターを始めてから、すっかり「自動まとめ記事」ばかりが中心になってしまいつつあるこのブログ。
それでも、本や映画の感想などをきちんと書きたい時などにはどうしても不可欠の、私にとって大切な場でもあります。

以下、簡単に自己紹介というか自らの特徴を述べてみます。

まず、人生最大の娯楽は「書店で本を眺める」ことと「映画館で映画を観る」こと。
また、連ドラフリークでもあります。

嵐ファン歴は、約6年半。
(つまり、こんなにブレイクする何年も前からファンだったのだ!ということをここで強調したいわけだったりして)

趣味は散歩、そして不審な挙動(汗)。

そのほか、語学も好きで、特に文字が大好き。
文字に対する愛情というか愛着というか偏愛?は、我ながらかなり強い。

とりあえずはこんな感じです。
ぼちぼちお付き合いいただけましたらたいへん幸いです。


【以下、旧バージョン(1)】

2008年12月18日現在、少し古くなっていたこのプロフィールを、久々に書き直してみます。

このブログを始めたのは、40歳になって間もないころでした。
人生80年時代とはいいつつ、40歳を過ぎると、いろいろな病気などで、けっこう突然な感じで亡くなる方も、少なくありません。
ですから、自分も40代に入った時、「これで少し落ち着けるかな」という安堵の気持ちと同時に、「いつ死んでも悔いのないようにしておこう」という覚悟みたいなものも持ちました。
そこで、「いつ死ぬか分からない中、たとえば今、急に死んだとして、何か自分に言い残したことはないだろうか?」と考えた時に、それを自分なりに探りながら書いてみたい、という思いが湧き、そんな動機から、このブログを始めてみたのです。

最初の記事の日付が2005年12月5日ですから、いつの間にか、もう3年も経っています。
相変わらず、大した内容は書けていないし、この3年でそんなに成長したという実感も、あまりないというのが正直なところ。
しかし、これはこれなりに、何らか意味のあるものでありたいし、そのために、何を書いていくべきなのか、日々、模索し続けています。
不惑を越えながらも、いまだ発展途上──。
このブログには、たぶんそんな私の等身大の姿が、浮き彫りにされているのかもしれません(と、ひとまず言い方だけはかっこよくキメてみましたが、その浮き彫りにされた等身大の姿が全然かっこよくないところが悲喜こもごも)。

ブログタイトルは、文字通り、「小さなことの中に喜びを見いだしていこう。与えられていないものに対して不満を抱くことよりも、与えられているものに対して感謝を抱いて生きていこう」といった意味合いが込められています。
実際に、そういった内容になっているかは何とも言いかねますが、少なくとも当初の志としては、書いている自分も、読んでくれた人も、少しだけ、よりハッピーになれたらいいな、という願いが根本にあります。

これからも、引き続きご愛読いただき、「ちょっぴりハッピー」な気持ちになっていただけたら幸いです。


【以下、旧バージョン(2)】
人生80年と言われる時代ですが、私も、一応80歳を目標にしています。
42歳の今、残り半分を切り、これからの後半生を、一日一日、大切に生きたいと願っています。
人生において、いちばん大切なことは何なのか。
その実現のために、今、そしてこれから、何をしなくてはならないのか。
それを模索しながら、少しずつでもいいから前進し続けたいと思います。