映画「闇の子供たち」を観て

何となく、日本人として見るべき義務を負っている気がして、観てきました、映画「闇の子供たち」



正直、あまり気は進まなかったのですが、自分を奮い立たせるようにして、頑張って観に行きました。

気が進まなかったというのは、内容的に、暗く重いことが分かりきっていたからですが、しかし、結論から先に言えば、観に行って大正解でした。

やはり、映画は映画館で観るものだなあ、と改めて思ったし、そういう一般論を抜きにしても、この作品は、手軽にお茶の間で、一時停止したり巻き戻したり、途中で中断したりしながら観るというより、あの劇場の暗闇の中で、一定の時間、集中して観るべき作品でした。



それに、こう言ったら語弊がありそうですが、非常に面白かったです。

監督の見せ方がうまいんですな、たぶん。

特に、この監督、めちゃくちゃうまいな~と思ったのは、最後のほうの、えーと、ネタバレは絶対にしたくないのでできる限り気をつけますが、若いカメラマン(妻夫木聡)が、新聞記者(江口洋介)の家を、差し入れを持って楽しそうに訪ねる、というシーン。

タクシーを降りたカメラマンが、新聞記者の住まいの2階の窓を見上げるのですが、そこで、彼は何かを見てしまうのです。

映画を観ている観客は、彼の表情の変化を見て、何を見てしまったのか悟ります。

もう、ビジュアルで浮かんじゃうほどありありと分かってしまう。

で、その次のカットで、その観客の脳裏に浮かんだようなビジュアルを描くかと言えば、そうではなく、そこで映るのは、天井の扇風機(ほら、あの、天井にくっついていて、羽根が大きくて、ゆっくり回っているようなやつ)だけなのです。

それを見て、観客は、「ああ、やっぱり……」と思うわけ。

で、その内容については、それ以上、映像でも、言葉でも、まったく語られない。

でも、映像や言葉で描かれたと同じくらい明確に、観客には伝わっている。

必要最小限の表現で分からせてしまうというのがすごい。

あの扇風機のシーン、この映画の中でも最高の名シーン、なのではないでしょうか。



一方、必要があれば、目を背けたくなるようなえぐいシーンも、きちんと描く。

必要なシーンが、必要な長さで描かれていた、たぶん。

はしょることも、オブラートにくるむことも、やろうと思えばできたはずだし、そうしたいという衝動にも駆られたかもしれませんが、でも、それをやってしまったらこの映画を撮った意味がなくなってしまう(あるいは半減してしまう)から、あえて頑張って描いたのではないでしょうか(すごいテキトーな憶測。たぶん外れとるでしょうな)。



監督の名前は阪本順治。

へぇ、『新・仁義なき戦い』とか『亡国のイージス』とか、けっこういろいろ撮っているんですね。

この名前、覚えとこうっと。



ああ、いけない、いけない。

作品の感想を、ちゃんと書いていなかった。

やはり、これは江口洋介演じる新聞記者の存在が要ですね。

……当たり前と言えば当たり前なんですが、その、主人公であるというような意味とはまた別の、ある意味で。

つまり、彼の言動が、何となくおかしいんですよ、随所で。

でも、些細なことなので、その時は「あれ?」って思うんですが、観ているうちに、忘れてしまうんです。

でも、最後にそのおかしな言動の意味が分かるの。

それによって、この作品にはすごく深みが出ているわけ。

それがなかったら、単に、「こんな闇があります。何とかしたいですね」と訴えるだけにすぎず、私も観るまでは、ある程度、そういう内容なのだろうと思っていました。

でも、彼の存在によって、その闇は決して他人事ではないのだということを思い知らされます。

自分は正義の側で、その闇を高みから見下ろして、「ああ、ひどいことが行われていますね。こんなことをするのはいけないですね」とつぶやくだけで済むわけではなく、自分の中にも、その同じ種類の闇が厳然として存在しているのだということを、突きつけられるのです。



いや~、語弊を承知の上で繰り返せば、実に面白かったですね。

やっぱり、これはみんな観たほうがいいですよ。

実際、地味な映画なのに、ずいぶんたくさんの人が観に来ていました。

私は日曜日の最終回(18時半から予告編上映で21時終了)に観たのですが、そのわりにはけっこう人が入っていたし、その前の回も、終わった時、かなり人がドーッと出てきたので、満席に近かったのではないかしら?



出演は、ほかに宮崎あおい、佐藤浩市など(ホームページには、タイの俳優さんらしき名前も載っていますが、なんかよく分からないので、恐縮ですがここでは割愛させてください)。

エンディングに流れる主題歌「現代東京奇譚」(桑田佳祐)も、なんか演歌っぽくて、妙にばっちりはまっていました。



かなり陰惨な内容を含んではいますが、やはり、日本人として観ておくべき作品だと思います。

(ストーリー等の詳しい内容については、お手数ですがホームページ等をご参照ください。)

それも、映画館でじっくり観てほしい。

お勧めします。



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すみれさん♪

ヤマピーの「内弁慶」、合ってましたか~。

そうそう、逆に可愛いですよね。

NEWSは、ヤマピーをより成長させるために、ああいうグループ編成にされたのかなぁ、と思ったりするのですが、それがよかったのかどうか、微妙なところもありますよね。

もちろん、これまでの経緯はどうあれ、これから頑張っていってくれれば、それできっといいんだろうけど……なんか、NEWSというグループについては、ついつい余計なことをいろいろ考えてしまうのです……が、そんな私の勝手な思いとは関係なく、普通に頑張ってほしいです♪

ヤマピーは、人見知りだって、自分でも言ってますよん。

確かに、内弁慶だなって思う(笑)

めっちゃ社交的で、人見知りしない私は、そこも可愛い♪

仲良くなると、とことん仲良くなるみたいです。

家族ぐるみになるのね。

小さい頃から活躍してるから、バリアを張らなきゃダメなことが多かったんでしょうね。

そう思うと可哀想だけど。

でも、NEWSの結成当時は、他のメンバーが、亮ちゃんを除いて、素人同然だったから、引っぱってましたよ。

すみれさん、ご丁寧にお返事くださりありがとうございます。

よかった~、まだ初めてでしたか(笑)。

ただ、彼がそれを言っていたのって、もう1年以上ぐらい前だったかなと思うので、最近はどうか分からないのですが。

でも、それを聞いた時、意外だったんだけど、なんか納得~!って気もしました。

お互いに、ルックス的には可愛らしいのに中身は意外と男っぽく、かつ気取りのないところが、「あっ、こいつ、ウマが合うな」なんて思ったりしたのかな~、なんて。

ヤマピーは、人見知りで、もしかしたらちょっと内弁慶なのかしら?

メンバーと一緒の時の様子を見ると、何となくそんな気もしたりして(違っていたらすみません)。

いえいえ、知りませんでしたよん。

翔くんと妻夫木くんって、何か共通点があったのかな?

ヤマピーは、いつも日記に、城田優くんと仁のことが出てきますよね。

人見知りするから、仲良くなったら、とことん深く付き合うんだろうなぁ。

すみれさん♪

追伸ですが、ひょっとして、前にも「翔ちゃんと妻夫木くんは仲がいい」っていう話、言いましたっけ。

もしそうだったらごめんなさい。

そして、今後も同じことを書いてしまうことがあったらごめんなさい(と、あらかじめ謝っておいたり)。

なんか、妻夫木くんを見るたびに、「ああ、翔ちゃんと仲がいいんだっけ。でも、この二人が一緒にいたら目立つだろうな」ってことばっかり思ってしまうので(汗)。

すみれさん、こんばちわ♪

映画としては、最後のほうは、多少、希望も持てるような終わり方にはなっていましたが、現実にはどうなんでしょうね……。

タイという国には、平和で親日的で人々は素朴で温かく、というイメージしかなかったので、こんな闇の部分があったことが驚きでした。

でも、人道的に、見過ごせないし、日本人も加害者的な立場でかかわっているので、何とかしないといけないですよね……。



妻夫木くんは、いい役者さんですよね。

全然関係ないですが、前に櫻井翔くんが、確か「はなまるカフェ」で、仲のいい芸能人として彼の名を挙げていました。

けっこう一緒に遊んだりするって言ってましたけど、あの二人が一緒にいたら、すごく目立ちそうですよね。

hiya*さん♪

小説のほう、すごい大部ですよね。

私も、読もうと思って書店で探したのですが、手に取った時点で、「うっ、厚い……」と思ってまた置いてしまいました(汗)。

映画としてはとても面白かったのですが、現実にああいったことが行われていると思うと……信じたくない、目を背けたいという気持ちが湧いてしまいます。

恐ろしいです。

こんばちわ。

私、内容は知らないんだけど、妻夫木くんは、最初はオファーを断ろうと思ってたんですってね。

救いがないからって。

でも、役者としてはそれで良いのか?って考え直して、出演したらしいです。

近くでやってたら、観たいなぁ。



今、小説のほうを読んでいます。

少しは知っていたつもりですが、想像を超えた非情さで胸が痛くなっています。

たぶん、映画と少し内容が違うのかもしれませんが。。。読み終えたら、映画館に足を運んでみます。まず、知ることが大切。それから、何か始められたらいいと思っています。
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ご挨拶

※このブログは、2005年12月からhttp://choi-happy.jugem.jp/にて書いてきたものを、2009年4月初旬にこちらへ移植したものです。そのため、以前の記事は行間が広すぎるなど、見苦しい点もありますが、何とぞご了承ください。

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プロフィール

ちょいハピ

Author:ちょいハピ
【2010年12月30日更新】

久々にプロフィールを更新してみます。

ツイッターを始めてから、すっかり「自動まとめ記事」ばかりが中心になってしまいつつあるこのブログ。
それでも、本や映画の感想などをきちんと書きたい時などにはどうしても不可欠の、私にとって大切な場でもあります。

以下、簡単に自己紹介というか自らの特徴を述べてみます。

まず、人生最大の娯楽は「書店で本を眺める」ことと「映画館で映画を観る」こと。
また、連ドラフリークでもあります。

嵐ファン歴は、約6年半。
(つまり、こんなにブレイクする何年も前からファンだったのだ!ということをここで強調したいわけだったりして)

趣味は散歩、そして不審な挙動(汗)。

そのほか、語学も好きで、特に文字が大好き。
文字に対する愛情というか愛着というか偏愛?は、我ながらかなり強い。

とりあえずはこんな感じです。
ぼちぼちお付き合いいただけましたらたいへん幸いです。


【以下、旧バージョン(1)】

2008年12月18日現在、少し古くなっていたこのプロフィールを、久々に書き直してみます。

このブログを始めたのは、40歳になって間もないころでした。
人生80年時代とはいいつつ、40歳を過ぎると、いろいろな病気などで、けっこう突然な感じで亡くなる方も、少なくありません。
ですから、自分も40代に入った時、「これで少し落ち着けるかな」という安堵の気持ちと同時に、「いつ死んでも悔いのないようにしておこう」という覚悟みたいなものも持ちました。
そこで、「いつ死ぬか分からない中、たとえば今、急に死んだとして、何か自分に言い残したことはないだろうか?」と考えた時に、それを自分なりに探りながら書いてみたい、という思いが湧き、そんな動機から、このブログを始めてみたのです。

最初の記事の日付が2005年12月5日ですから、いつの間にか、もう3年も経っています。
相変わらず、大した内容は書けていないし、この3年でそんなに成長したという実感も、あまりないというのが正直なところ。
しかし、これはこれなりに、何らか意味のあるものでありたいし、そのために、何を書いていくべきなのか、日々、模索し続けています。
不惑を越えながらも、いまだ発展途上──。
このブログには、たぶんそんな私の等身大の姿が、浮き彫りにされているのかもしれません(と、ひとまず言い方だけはかっこよくキメてみましたが、その浮き彫りにされた等身大の姿が全然かっこよくないところが悲喜こもごも)。

ブログタイトルは、文字通り、「小さなことの中に喜びを見いだしていこう。与えられていないものに対して不満を抱くことよりも、与えられているものに対して感謝を抱いて生きていこう」といった意味合いが込められています。
実際に、そういった内容になっているかは何とも言いかねますが、少なくとも当初の志としては、書いている自分も、読んでくれた人も、少しだけ、よりハッピーになれたらいいな、という願いが根本にあります。

これからも、引き続きご愛読いただき、「ちょっぴりハッピー」な気持ちになっていただけたら幸いです。


【以下、旧バージョン(2)】
人生80年と言われる時代ですが、私も、一応80歳を目標にしています。
42歳の今、残り半分を切り、これからの後半生を、一日一日、大切に生きたいと願っています。
人生において、いちばん大切なことは何なのか。
その実現のために、今、そしてこれから、何をしなくてはならないのか。
それを模索しながら、少しずつでもいいから前進し続けたいと思います。