意外にも、しみじみといいドラマだった『女帝』

この14日(金)に最終回を迎えた、ドラマ『女帝』



こう言ったら何ですが、意外にも、いいドラマでした。



見終えて、「ああ、いいドラマだった」と、しみじみと思えるような、いい作品でした。



私としては、さぞかしどろどろしていることだろう、と、怖いもの見たさで、わくわくしながら(笑)見始めたのでした。



そして、自分と母親を捨てた(と本人は思っている)父親をはじめ、自分を不幸に陥れてきた人たちに、いつの日か必ず復讐してやる!という思いを原動力に、日々、「のし上がっちゃるけん!」とつぶやきながら頑張る主人公の姿に、次のような結末を予想していました。



最終的に、彼女(加藤ローサ)は、確かに“女帝”になるのだが、その時になって、それまでに失ってきたものの大きさに気づき、虚しさに襲われる、という結末。



しかし、実際には、そんなありきたりな展開では終わりませんでした。



まずもって、“女帝”になるには、そんな復讐心だけでは、とても無理でした。



「女帝とは、周りの方々の支えや引き立てがあって初めて、“ならせて頂く”ものであり、自分がなろうとして“なる”ものではないのだ」という哲学が、そこにはあったのです。



さらに、その恨みを抱き続けてきた父親(伊原剛志)の、真の姿。それは、実はとても高潔な、立派な、尊敬すべき人物だったのです。



けれど、お互いに、父であり、娘であることを認識しながらも、相手にはそれを告げることはできずにいたわけですが、ある時、ようやく和解というか、父と娘として心を通わせることができました。



ところが、そのことがきっかけで、父は苦境に陥ります。



(あっ、それで、DVD化決定!だそうなので、これから見る方のために、あんまり詳しく書かないようにします。既にけっこう書いちゃってますが、細部はぼやかすようにしてあるつもりです~。ですので、まだ見ていない方は、ぜひDVDにてご覽くださいませ。損はさせませんぞよ!……たぶん。)



そして迎えた最終回。もう、あの父の決断に、私は涙せずにいられませんでしたよ。



さらに、直人という恋人(松田翔太)との、出会いと別れ。



最初はよからぬ目的で近づいてきた彼が、彼女の真っ直ぐさに打たれ、というところから始まって、紆余曲折はありつつ、最終的に、お互いに、生涯で最も大切な人として、愛を貫き通したのです。



……ま、確かに、この若い二人は二人とも、演技は生硬です。それは否定できません。でも、必ずしも自然で上手な演技というわけではなくても、何を伝えようとしているかは伝わってきたので、充分です。



また、重い病気で亡くなる人を看取るというのは、実際にはもう少し壮絶なものがあるはずだと思われるし、そういう死にかけている人に、すごく大きい具がごろごろ入っているカレーを食べさせるのってどうなのか、といった疑問は湧きましたが、まあ、そこは大きな心で目をつぶりましょう。



ともかく、そういった意味(感動したいとか、優れた作品を見たいとか)では全く期待していなかったのですが、予想に反して、しみじみと、いいドラマでした。



……しかし、いま気づいたけど、このドラマのホームページ、けっこう面白そうです。



「彩香の女帝道」「直人グラフィティ」(←笑?)「梨奈&謙一日記」(←笑!!)「女帝度診断室」等々。



みなさまも一度のぞいてみてはいかがでしょうか。「ぜひ」とは申しませんが。



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ちなみに、テレビドラマにおける「病気」の扱いの雑さについては実は“一家言”持っていたりするので、後日、改めて書こうと思います。



多少の怒り(!)をはらんだ内容になることでしょう。



このドラマでは、まあ、「脳腫瘍」という病名以外は詳しいことは明かされなかったので、いろんなケースがあるのかなあ、ということでいちおう納得はできましたが、過去のドラマの中には、明らかに、その病気でこの病状やこの美しい死に方はあり得んだろうよ、というものもしばしば見受けられ、そういうの、本当に頭に来るんですよ。



特に、家族や知り合いに、その病気で亡くなった人がいる場合など。



なぜもう少しきちんと調べないのかと。ドラマに、スパイス的にその病名を使用したかっただけなのかと。



おっと、これについては後日書くのであった。しからばごめん。

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>TVドラマにおける「病気」の扱いの雑さ…

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ご挨拶

※このブログは、2005年12月からhttp://choi-happy.jugem.jp/にて書いてきたものを、2009年4月初旬にこちらへ移植したものです。そのため、以前の記事は行間が広すぎるなど、見苦しい点もありますが、何とぞご了承ください。

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プロフィール

ちょいハピ

Author:ちょいハピ
【2010年12月30日更新】

久々にプロフィールを更新してみます。

ツイッターを始めてから、すっかり「自動まとめ記事」ばかりが中心になってしまいつつあるこのブログ。
それでも、本や映画の感想などをきちんと書きたい時などにはどうしても不可欠の、私にとって大切な場でもあります。

以下、簡単に自己紹介というか自らの特徴を述べてみます。

まず、人生最大の娯楽は「書店で本を眺める」ことと「映画館で映画を観る」こと。
また、連ドラフリークでもあります。

嵐ファン歴は、約6年半。
(つまり、こんなにブレイクする何年も前からファンだったのだ!ということをここで強調したいわけだったりして)

趣味は散歩、そして不審な挙動(汗)。

そのほか、語学も好きで、特に文字が大好き。
文字に対する愛情というか愛着というか偏愛?は、我ながらかなり強い。

とりあえずはこんな感じです。
ぼちぼちお付き合いいただけましたらたいへん幸いです。


【以下、旧バージョン(1)】

2008年12月18日現在、少し古くなっていたこのプロフィールを、久々に書き直してみます。

このブログを始めたのは、40歳になって間もないころでした。
人生80年時代とはいいつつ、40歳を過ぎると、いろいろな病気などで、けっこう突然な感じで亡くなる方も、少なくありません。
ですから、自分も40代に入った時、「これで少し落ち着けるかな」という安堵の気持ちと同時に、「いつ死んでも悔いのないようにしておこう」という覚悟みたいなものも持ちました。
そこで、「いつ死ぬか分からない中、たとえば今、急に死んだとして、何か自分に言い残したことはないだろうか?」と考えた時に、それを自分なりに探りながら書いてみたい、という思いが湧き、そんな動機から、このブログを始めてみたのです。

最初の記事の日付が2005年12月5日ですから、いつの間にか、もう3年も経っています。
相変わらず、大した内容は書けていないし、この3年でそんなに成長したという実感も、あまりないというのが正直なところ。
しかし、これはこれなりに、何らか意味のあるものでありたいし、そのために、何を書いていくべきなのか、日々、模索し続けています。
不惑を越えながらも、いまだ発展途上──。
このブログには、たぶんそんな私の等身大の姿が、浮き彫りにされているのかもしれません(と、ひとまず言い方だけはかっこよくキメてみましたが、その浮き彫りにされた等身大の姿が全然かっこよくないところが悲喜こもごも)。

ブログタイトルは、文字通り、「小さなことの中に喜びを見いだしていこう。与えられていないものに対して不満を抱くことよりも、与えられているものに対して感謝を抱いて生きていこう」といった意味合いが込められています。
実際に、そういった内容になっているかは何とも言いかねますが、少なくとも当初の志としては、書いている自分も、読んでくれた人も、少しだけ、よりハッピーになれたらいいな、という願いが根本にあります。

これからも、引き続きご愛読いただき、「ちょっぴりハッピー」な気持ちになっていただけたら幸いです。


【以下、旧バージョン(2)】
人生80年と言われる時代ですが、私も、一応80歳を目標にしています。
42歳の今、残り半分を切り、これからの後半生を、一日一日、大切に生きたいと願っています。
人生において、いちばん大切なことは何なのか。
その実現のために、今、そしてこれから、何をしなくてはならないのか。
それを模索しながら、少しずつでもいいから前進し続けたいと思います。